「ありがとう、乱馬」作:hanagataさん


今日は、クリスマス。
あかねと乱馬が二人で商店街を歩いてる。
『おい!道草してねーで早く帰ろうぜ!ツリーの飾り付けの買い出しなんだろ?』
『しょうがないじゃない。私と乱馬がジャンケンで負けちゃったんだから。
 でも、せっかくだからイブの町を楽しみましょうよ!』
『まったく!乱馬にはあれほしいとかそーゆう夢ないの?』
『ほ〜!ではあかねの夢とやらをおしえてもらおうか?』
あかねは、どきっとした。
『例えば、ぬいぐるみとかさっきあっちで見た
 靴下とかカードとかオルゴールとか。』
『あのな!まさかそれを、ぜ〜んぶもらえたらいいな
 っていう夢じゃないだろうな!?』
『ははっ、そうだったりして』
乱馬はふとある事に気がついた。
『あかね、ちょっと先帰ってくれ!』
『えっ?ちょっちょっと乱馬!?』
乱馬は走って去っていった。
あかねは言われた通り家に帰った。
『あら、あかね乱馬君は?もしかしてま〜た喧嘩したの?』
彼女の姉、
なびきがいった。
『別にけんかなんて…。』
そして時間はまたたくまにすぎていった。
どうしたんだろ乱馬?この時間なら、お腹好かせて帰ってくるのに。
まさかシャンプーや右京の所へ!?
なわけないか。
『かすみお姉ちゃん!私、ちょっと出かけてくる!』
公園まで行った。
あれ?あそこにいるの、もしかして!?
『乱馬!?』
『よう、あかね!いや〜、家の中だと恥ずかしいからここで待ってたんだ。
 急いでたから、裸だけどかんべんしろよな!
 しっかりもってろよ!』
『うん。』
『これがぬいぐるみだろ、オルゴール、ハンカチにそれからそれからっと。
 んっ雪か〜。んっ、あかねどうかしたか。』
『ううん。』
ありがとう、乱馬、大事にするね。
でも、これ、乱馬には内緒だよ。私だけのひみつ?






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