○友引高校・生物室
ラム「どうだっちゃ?うちが考えた脚本」
あたる「チェリーがかっこよすぎやせんか?」
片手に脚本を持ってそれを読むあたる。
メガネ「いや〜実に素晴らしい脚本ですよ!!人生におけるテーマを織り交ぜながら、人間を写実的に表現しつつも
時折、文学的表現で人間の心理を表現する・・・まさに巨匠の如く超越した脚本ですよ!!」
あたる「そうか?話も前後であまりつながらんし、ラムが死んだ所あたりなんて、やたらとしつこいし
第一、自分の意見を書きすぎてやいないか?」
メガネ「ボケ!!前後で話を変えたのでなく、転調したのだ!!それにより見てる者を飽きさせないようにするのだ!!
だいた、文など自己の感性を書かずにしてどうする!?」
あたる「とにかく、没だな」
メガネ「なにぃ!?」
ラム「どうしてだっちゃ!?」
面堂「いや、これでいきますよラムさん。せっかく書いて下さったんですから」
あたる「勝手に決めるなよ!!」
面堂「僕はプロデューサーだぞ!!製作総指揮はプロデューサーである僕であって、この映画の決定権は僕にある!!」
あたる「なんだと!!俺は監督だぞ!!現場の最高責任者である俺に決定権がある!!
第一、映画の評価はそのまま監督の評価になるんだぞ!!」
面堂「貴様はただハーレムシーンが欲しいだけだろが!!」
チェリーナレーション「この後、結局ラムの脚本が採用された。多少の書き直しはあったものの。・・・制作の際に
プロデューサーと監督の衝突は数えられないほど起きたのは言うまでもないだろう。この映画は文化祭で上映されたが
ヒットしたとかしなかったとか・・・。ちなみに参考程度だが映画におけるプロデューサーと監督の役割を言っておこう
“プロデューサー・映画製作者。日本の場合、大手映画会社の映画製作担当の役職にある人を呼ぶ。
とにかく、映画を製作するときの総括的な管理を行う人のことをいう”
“映画監督・映画の実際の創作・演出面での最高責任者。
全スタッフの統率、俳優の演技指導、フィルムの編集、録音など、細部に至るまで関与する”」
『ラム・アゲイン』
製作・ラムアゲイン製作委員会
プロデューサー・面堂終太郎 脚本・ラム
監督・諸星あたる
出演・諸星あたる、ラム、面堂終太郎、サクラ、錯乱坊、メガネ、チビ、パーマ、カクガリ、三宅しのぶ、藤波竜之介、他多数
〜スタッフ〜
編集・パーマ 演出・メガネ 照明・チビ 音楽・三宅しのぶ 撮影・カクガリ
提供・面堂財閥
「今度こそ本当に“お・わ・り”だっちゃ!!」
「じゃな!みんな!」
〜終わり〜
「うる星やつら」(C)高橋留美子:小学館
脚本・製作:諸星君です!
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