part6 あたるの気持ち
何か変だなとは思ってたんだ。 昨日俺は結局あれから美香と2人になったから、家に帰ったけどラムは戻ってこなかった。 だから今日はラムに学校で電撃を食らうだろうと予想して家を出てきた訳だし、 どうやってラムの怒りを和らげようかとも考えていた。 けど今日はちがった。いや、かなりちがった。 朝、俺は学校へ行く途中コースケに会った。 それで一緒に話ながら歩いてると前にラムが見えた。 俺は「やべぇ!!」と思いながら戦闘態勢に入っていた。 何にも知らないコースケは「ラムちゃん、おはよう!」とラムに話かけたからラムがこっちを見る事になり俺はとっさに背を向けた。 すると・・・・・・・・・・・ 「コースケくん、ダーリンおはようだっちゃ!」 ってラムが言ったのだ。 いつも電撃をバリバリ放電させ、ケンカなんかしたらすぐ電流を浴びさせるあのラムがだ。 俺はキョトンとしてしまった。一体何が起きたのだ?というような感じで。するとラムは、 「ダーリン、ボーッとしてると遅刻するっちゃよ!!」と言って飛んで行ってしまった。 それが朝の出来事だった。 学校につくと、今日は席がえであわただしい朝礼だった。 席がえなんてやってもあんまり意味がない。 どーせ俺の隣にはいっつもラムがくる。 クジ引きでもあいつが俺の隣になるはずだった女の子のクジと自分のを交換してしまうのだ。 全くなんて奴だ。 もしかしたら俺にひそかに恋心を抱いてる子が隣の席を引いて内心ドキドキしているかもしれないじゃないか。 一度そうラムに注意した事があった。 だけどラムには 「ウチは交換しようなんて言ってないっちゃ。 みんながダーリンの隣だと授業中ちょっかいを出されてこまるから変わってって言ってくるっちゃ」 と軽くあしらわれてしまったが俺はやっぱしラムが頼んでるんだろうと思っていた。 だから俺にとって席がえのクジ引きなんて後ろの方の席になれるかなれないかなのだ。 俺はラムをふと見た。あいつは一応ドキドキした感じでクジをひいててそれを見て俺はおかしくなった。 俺の前がセナでセナはクジをひく事が初めてらしくすごく騒がしかった。 うむ。セナとは近くになりたくないなぁ。俺はそう思いながらクジを引いた。 やりぃ♪1番後ろじゃん♪♪♪ 俺は軽く口笛を吹きながら机を動かした。すると隣にいたのはラムじゃなくて美香だった。 美香は「あたるの隣の席のクジ引いた子から変わってって頼まれちゃったvよろしくね。」と席についた。 一方ラムは前から3番目でセナの隣に座っていた。俺はやっぱりおかしいと感じた。 そして今だ。 さっきラムから話したい事があるから放課後体育館の裏に来て。といわれ向かっているところだ。 話したい事?今さら昨日のことを言われるのだろうか。全くしつこい奴だよ・・・ と俺はブツブツ言っているともう体育館の裏にはラムがいて、怒っている様子でもなく ただふつうの表情で俺を待っている。 「どうしたんだよ。改まって。」俺はラムの方に近寄って行くとラムは 「やっぱり公園で話すっちゃ」と言ったのでひとまず公園へ行く事になった。 「一体何だちゅーんじゃい。」ベンチに腰をかけ俺はラムに聞いた。 ラムはずっと黙ってて、沈黙が何分か続いた後ラムが何かをふりきったように俺の方を振り向いた。
「ダーリン・・・」 「・・・ん?・・・」 「ウチ達・・・別れよう・・・」
続く <戻る>
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