次の日、諸星家の朝食はとてもにぎやかだった。 あたるとセナとテンちゃんで食べ物を取り合いしている様子など、とても楽しそうに見えた。 「ダーリンとセナっち、いつからそんなに仲良くなったっちゃ??」ラムは登校している時に尋ねてみた。 「アホ。別に仲良くないわい。」 「ひどいなー、ダーリン。僕達昨日あんなに仲良くなったのに・・。」 「おまえにダーリンなんて言われる筋合いはナイ!!!」あたるがそう言うとセナは泣きそうになってしまった。 「まあまあ2人ともやめるっちゃ。ごめんね、ダーリンは照れ屋さんなんだっちゃ。 セナっちの事本当は大好きなんだっちゃよ。ほら早く行かなくちゃ学校始まっちゃうっちゃ!!」 「ラム!!おまえなー!!!」 「なんだ。ダーリンそうだったんだね。でも僕チン男に興味ないんだ・・。だから友達として仲良くしよう。」 「・・・・・・・。」 あたはセナの言葉に驚いて、またセナと言い争いをしていたが ラムは笑いながらその様子を見ているのであった。 学校につくとメガネと美香がなにやら話していた。 「ラムさんおはようございます!!昨日の事はこのメガネ一生忘れません!!!」 メガネはそう言いながら自分の世界に入っていった。 「ダーリン、うち昨日何かしたっちゃ??」ラムはすっかり忘れているようだった。 あたるはなんだかメガネを気の毒に思ったが「知らん。」とラムに言った。 すると美香があたるのもとにやってきた。 「ねえ、あたる。私友引町を出たあとずっとアメリカに住んでたの。だから久々に日本に来て日本を満喫したいの。 だから今日から私に日本を案内してくれない??」 美香の言葉にあたるは満面の笑みで、 「モチロンだよ!!じゃあどっか行こう。ちょうど明日は学校休みだしな。」あたるはウキウキしている。 当然ラムはおもしろくない。するとセナが「僕も行きたいな。ねえ、ラムちゃんと僕も一緒でいいでしょ?」 と美香に聞く。美香はおもしろくなかったが周りの目があるので「モチロンよ。」と答えた。 「クソっ。美香とデートだと思ったのに。」あたるがボソッっと言ったのでその後電撃が発生したのはいうまでもない。 学校は本当に騒がしかった。ただでさえウルサイこのクラスはセナが増えてもっと勉強どころではなくなった。 セナは今日も諸星家に泊まる事になった。 明日はディズニーランドに行く事になりラムとセナはその夜興奮してまたうるさかった。 しかし明日が早いため3人ともすぐに眠りについた。 そして朝がきた。美香が諸星家に来て、一行はディズニーランドに向かった。 ディズニーランドはとても混んでいた。初めて来た夢の国にラムもセナもはしゃいでいた。 「ねえねえ、次はあれ乗ろうよ!!!」セナはどうやらここがとても気に入ったみたいだった。 さっきっからあたると美香、セナとラムという感じで歩いていた。 2人乗りのお化け屋敷もモチロンそういう風に乗った。 「あたる。私本当にお化けとかダメなの。。手つないでてもらえる??」美香はそう言いながらあたるの服を引っ張った。 「美香お化けダメなんだ。女の子らしいじゃん。いいよvv」そう言いながら手を出すあたるにラムはイライラし始めた。 しかもわざとラムに聞こえるように言うのだ。 (ダーリンきっと前うちと行った遊園地の事をまだ根に持ってるっちゃね。サイテーだっちゃ@@) そう思いながらラムはセナと乗り物に乗った。 「キャ〜!!!」美香はとても怖がっているように見えた。 そんな美香を見ながらあたるは、かわいいと感じた。美香はあたるにしっかりとしがみついていた。 (やっぱお化け屋敷はこうでなくっちゃな。)とあたるは考えた。 (きっとラムだったらこんなトコで叫んだりしないしな。よかった、美香とで。) その頃ラムとセナは普通に見ていた。宇宙にはいろんな形をした宇宙人がいる。幽霊だって普通に迷い込むことだってあるのだ。 そんな中で成長してきたラム達にとっては幽霊を怖いと思う事はめったにないのだ。 乗り終わった後、泣いている美香をあやしているあたるを2人は見た。 セナはどーして美香が泣いているのかわからなくてキョトンとしていたが ふとラムを見るとラムがとても悲しそうな顔をしているのに気がついた。 「ラムちゃんって強いのね。」美香がラムに話しかけた。 「私なんてお化けとか全然ダメで、ずっとあたるに抱きついてたの・・・。あっゴメンね、あたる借りちゃった!!」 そう言う美香にラムはなんだかイライラを感じ始めていた。 でも今自分が怒ったら今日はメチャメチャになってしまう。セナもあんなに楽しんでいるのに台無しにしてしまう。 だからラムはグッと抑えていた。 美香があたるの腕を組んでも気がつかないフリをしていたし、あたるとナイショ話をしている所も見ないふりをした。 最もセナがずっと話し続けるのでそこまで気にしないですんだのだけれど。 お昼を食べ終えてまたいろいろな乗り物に乗ったりした。 ことごとくあたるを連れてく美香。ラムは電撃をパリパリ放出しだしていた。 そしてもう夜になったので今度はパレードを見る事にした。これにはラムもセナも大喜びだった。 「ダーリン!すごいカワイイっちゃvv」 そう言いながら目をキラキラさせているラムと同じくキョロキョロしているセナはとても感動しているようだった。 パレードは本当に素敵だった。しかしもう閉園の時間になったので4人はひとまず帰る事になった。 「なんかもうちょっとみんなでいたいなー」と美香が話しだした。 「そうだね!!今日は本当に楽しかったよ☆」とセナも言う。 「ねえ、じゃあみんなうちに泊まりにくれば??パパもママもいないし!!!」 美香の言葉で結局みんな美香の家にお泊りする事になった。 もっとも、ラムはあまり気が乗らなかったのだけれど・・・。 美香の家はとても綺麗な家だった。親は海外に住んでいるので美香は1人で生活しているのだ。 「美香、こんな広いとこで1人で住んでるのかっ!!?寂しかったらオレが泊まりにきてやるよvv」 「ダーリン!!!!!」ラムはあたるの耳をつねって美香に「じゃあウチも泊まりにくるっちゃv」と言って笑ってみせた。 「ありがと。おなかすいてない??何か作ろうか???」と美香が台所に行って作りだしたのでラムも手伝う事にした。 何分かたってテーブルにのった4つの目玉焼きは2つ2つ作ったというのが明らかにわかった。 「うっまーいvvv美香って料理も得意なんだねvv」あたるはそう言ってラムを見た。 美香は「 そんな事ないわよ。女の子なら誰だって料理は出来るもの。ラムちゃんだって上手いんじゃないの??」 そう言う美香は明らかにイヤミっぽかった。 どう見てもラムが作った目玉焼きは不細工な形をしていたのだ。 「ラムぴょんのもおいしいよ。」セナは落ち込んでいるラムを気にして言った。 「いいっちゃよ、セナっち・・。うちはどーせ料理がヘタだっちゃ。」そう言いながらラムは精一杯笑った。 そんな様子を見て、さすがにあたるもかわいそうな事を言ってしまったと思いはじめた。 でも美香やセナがいる前で素直にラムにあやまる事が出来ず、 「へーよくわかってるようじゃないかッ。」と言ってしまった。 これにはラムもブチッときて 「セナっちはダーリンとちがってやさしいっちゃ。ダーリンはウチにイジワルだっちゃ@@」とあたるに言ってのけた。 「あのなーオレは本当の事を言ってるんだ!!」ラムの言葉にまたしてもあたるが反抗する。 「そんなにわかってるなら美香に料理を習えばいいじゃないか!!!」 あたるは思わず言ってしまい後から後悔した。しかし今さら遅い。 ラムは今日ずっと貯めてきたストレスとあたるの言葉が積み重なりもう限界になってしまった。 「そんなに美香の料理がいいなら美香と付き合えばいいっちゃ!!!ダーリンなんか大っ嫌い!!!!」 そう言ってラムは美香の家から飛び出していった。 「ねえ、あたる!ラムぴょん追っかけなくていいの??? ちょっと言いすぎだよ!ラムぴょんがカワイソウだよ!!」とセナはあたるに詰め寄ったが、あたるは動こうとしない。 「バカ!!!いいよ、僕チンがラムちゃん追っかけるもん!!!」と言ってセナも家を飛び出して行った。 「いいの?あたる。。ラムちゃん怒っちゃったわよ。」と美香があたるに言うと、あたるは「別にいいよ。」と答えた。 そんな様子を見て美香はクスッっと笑った・・・・・・・。
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